「くっ俺一人じゃかなわねぇ!!ハヤトお前も手伝えっ」

「はっはい。アスラーダこっちも行くぞっスパイラルだっ」

「その言葉を待っていたハヤト。行くぞハヤト」

 ハヤトの手に加賀と同じようなモノが握られている。そしてハヤトが叫んだ

「レッド行きますよっ二人でかかれば多分大丈夫ですっ」

「よしっ行くぞブルー!!」

そして二人の声が重なった

「最終奥義凰呀ミラージュターンっ」
「最大秘奥義スパイラルブーストっ」

「ふっ無駄ですよ全て受けきってみせます。はぁっ」

名雲の手から衝撃波が生じる、二人のレンジャーからもビームが出ている。それをお互いの中央付近で押し合っている・・・が徐々に名雲側に寄っている

「くっ私が押されるなど、ありえん話だっ!!かぁっ」

 気合を入れた名雲はビームを全て消し去ってしまった

「何?ビームが通じない?!」

「ふっ光学兵器など私には通用しませんよ。どうしますか?お二人とも、もし私の仲間になるというのであれば考えてもよろしいですが?」

「そんなことできる訳ないだろうっ!!僕たちはお前達のような奴らか地球を護る為に戦っているんだっ!!加賀さん、こうなったらもうアレしか・・・」

「クッ、そうだな・・・あれしかねぇか。よしっ気合い入れろっハヤト!いくぜあの領域に!!アスラーダっ!ZEROに入る、サポートを頼んだぞっ」

「了解した」

レッドとブルーの二人が気合を入れ始めた。周りの空気がそれに合わせるようにピリピリと奮えているようである

「くっ、これが噂に聞くZEROの領域かっ・・・」

 一瞬周りの空気が凍りついたように静かになった。

「へっ充電完了だぜっ。行けるなハヤト?」

「はいっこっちも大丈夫ですっ」

「じゃあ行くぜ〜名雲さんよぉ」

 二人の拳が輝きだした。そのまま輝きは強さをまして行く

「私もアオイの首領、全て受けきってみせます!!来なさいサイバーレンジャー」

 二人は気合を込めながら言霊を唱えている

「我らが拳はZEROの領域!森羅万象を超越し神の領域へ通ずる門なり!眼前に立つ邪悪なる者を改心されたしっ!!!!」

「ZEROリフォームっ!!!」
「ZEROリフォームっ!!!」

二人の拳から大いなる力が解き放たれ、名雲に向かって飛んで行く

「はあっ!!!αニューロの力、甘く見てもらっては困りますっ」

二人の攻撃をかろうじて防いでいる名雲

「なっ、俺達のZEROの攻撃が防がれてる?」

さすがに驚愕の念を隠せないでいるレッドにブルーは語りだす