一方レッドの方は

「フィル、昔のよしみだ苦しまねぇように最大奥義で決めてやるぜっ」

そうやってレッドはなにやらかまえてつぶやき始めた

「行くぜっ最大奥義アルザードクラッシュ!!!!」

レッドがかざした両手から光り輝く光線がフィルに向かって延び、そして直撃した

「へったいした事無かったなぁ・・・何?」

直撃を受けたはずのフィルは無傷で立っていた。そこに一人の人影が現れた!!

「お久しぶりですねブリード加賀、いや今はサイバーレッドですか?」

「お前は南雲!!!」

 サイバーレッドの目の前に現れたのはかつてブリード加賀と共に行動していた科学者名雲であった

「私は今アオイで働いてましてねぇ、このフィルには私の全てをつぎ込んであるんです。

もちろんあなたのアルザードも改良強化してありますよ。見せてあげなさいフィル」

「はい。アルザードαニューロスゴイゾスペシャル!!!!」

先ほどと同じ光がレッドに飛んで行く、だが違うのはその光の量である。先ほどの何倍も強く、力強い光であった。

「クッ、ぐああぁぁっ」

レッドは直撃を受けたまらず吹き飛ぶ、するとそこに今日子を倒したブルーが現れる

「大丈夫ですか?レッド」

「ああ、大丈夫だ。だがなぁあれを使う時が来ちまったみてぇだぜ。アスラーダ聞こえてるか?アイツを使うとっととよこせ!」

一瞬のうちにレッドの手に一つの小型銃のようなものが握られている

「なぁ名雲さんよ、こいつを覚えているか?アンタがくれたんだよなぁコイツは。あんたが俺にコイツを渡したことを後悔させてやるぜぇっ!!!くらいなっサイバーレッド最終奥義っ!凰呀ミラージュターン!!!」

「くうっぐああぁぁぁぁっ!!!」

フィルの断末魔が叫びわたる

「くっまさか凰呀を使いこなせるとは・・・しかし私の力にはまだ少し及ばないみたいですね。はあっ」

名雲の気合いと共に衝撃波が走った。と同時に凰呀の威力もかき消されたようだった