そして数分後このテの番組にとってかかせない砂利で一杯の山に一同が集まった!!まさに偶然としか言えないタイミングである!!

地球の平和は俺達にまかせろ!!

「よく来たわねサイバーレンジャー!!待ってたわよ」

クイーン今日子が悪の親玉のお約束といわんばかりに胸を張って迎えていた

「結城レナを返せっ」

「ほーほっほっほ騙されたわねサイバーレンジャー!あれは貴方達をおびき出すワナだったのよっ!!」

「えええー?なんだってぇ?だって天女のハゴロモってヤツが欲しかったんじゃなかったの?」

イエローが不思議そうにつぶやいた

「くっそこまで知っているとは・・・やるしかないようね。行きなさいアンリ!」

しかしその頃アンリは既に風見ハヤトの傍にいた

「ハヤトさ〜んお久しぶりです。覚えてらっしゃいますか?アンリ・クレイトーです」

いつの間にか隣にいるアンリに少々驚いた様子でハヤトは答えた

「あ、ああ覚えているよ。お前もアオイなんかにいて悪いことばっかりしてないでちょっとは人のためになにかしたらどうだ?」

「え、ええ。ハヤトさんがそう言うのでしたら今すぐ辞めますっ!!」

そう言うとアンリは今日子に向かって叫んだ

「今日子さ〜ん、僕たった今からアオイ辞めましたから〜っ。これからはハヤトさんについて行きます〜♪」

それを聞いて今日子は愕然としたが、すぐに立ち直りすぐ傍に仕えていた女性に向かいなにやらつぶやいている

「いつかはこうなると思ったけど案外早かったわね。しょうがないわ、奥の手を使いましょう。お前達っ!!」

 そう言った今日子の脇から黒尽くめの女二人にはさまれて一人の少女が現れる