「これを見なさいサイバーレンジャー!貴方達の置かれてる状況が分かるかしら?」

サイバーレンジャー達の視線が少女に集まる

「くそっあれじゃこちらから手が出せないじゃないか!!」

立ち往生するサイバーレンジャー達。そこにピンクが一歩出て叫ぶ

「ちょっとぉオバサンっ!!いい年してリボンなんてしてんじゃないわよ。みっともないわねぇっ。もう少し歳相応ってモノを考えなさいよねっ!!」

 思いっきり大声で叫ぶサイバーピンク

「な、何ですって?!貴方とは4つしか違わないのよ!」

「うっさいわねぇ27にもなって可愛いリボンなんてつけてキャピキャピしてんじゃないわよっ!この年増ババァ!!!!」

「言ったわね!もうこんなリボンなんて要らないわっ!勝負よ小娘!!」

完全に切れているクイーン今日子はリボンを取って投げつけ、ピンクに襲い掛かろうとしている

「今よ皆!早くレナちゃんを!!」

それを効いたイエローとグリーンがレナを救い出した

「ハーイお嬢さんっ♪貴方の命はミーが助けてあげましター♪」

「いえいえ、このサイバーグリーンが貴方の無事を保証いたします」

「待ってヨー、ハイネルー自分だけ格好つけちゃってサー。ずるいんじゃないの?」

「やかましいっ、いつもいつもお前だけいい思いをしおってからに!美しい女性はお前だけのものではないのだぞっ!!」

「なによーハイネルがいっつも怖い顔してるからでしょー」

「私はサイバーグリーンだっフランツ・ハイネルなどでは無いっ!!」

パチパチパチパチ♪辺りに拍手の音が響き渡る。見るとレナが腹を抱えて笑っている

「面白〜い☆お二人の漫才最高です〜」

「漫才なんかしていないっ!!!」

二人が絶妙のタイミングで同時に答える

「あ、すいませんでした・・・」