しばらくしてから菅生家地下にあるサイバーレンジャー秘密基地に関係者が集められた

司令官「菅生修」科学者「クレア・フォートラン」コンピュータ「アスラーダ」サイバーレッド「ブリード加賀」ブルー「風見ハヤト」イエロー「ジャッキーグーデリアン」グリーン「フランツ・ハイネル」ピンク「菅生あすか」の7人と1台である

全員が席につくのを待ってから司令官が語り始めた

「事件が発生した、結城レナという少女があのアオイ帝国の手によってさらわれた。我々は彼らからその少女を救い出す、それが今回の任務だ」

 そこにサーバーブルーこと風見ハヤトが口をはさむ

「ちょっとまってください修さん、アオイは何故その子を誘拐したんですか?」

さらに加賀も続く

「そうだぜ、何か秘密があるんじゃねぇのか?」

「そこで調べてみたのだが、これを見てくれ」

修がアスラーダに合図を送ると部屋の中央にあるモニターにある家計図が写る

「なんなのですか、これは?」

 自慢げにグリーンが説明を始める

「私が説明をしよう、これは結城家の家系図だ。私が調べた結果結城レナははるか昔に住み着いたという天女の血を引く者であることが分かった。」

「でそれがどうしたんだよ?」

「あの結城レナがもっていたというリボン、あれが天女の羽衣である事が予想される」

その言葉を聞いたとたんあすかが立ち上がる

「天女の羽衣?それって身に付けると自分の潜在能力以上の力を引き出すってヤツでしょ?伝説じゃなかったの?」

「伝説であるというのが世間での定説だが、実在するのだ。今までにも数回力が発揮されているのをこちらでも確認している」

「グーグー・・・zzz」

「こぉらグーデリアンっ!!起きんかキサマっ!!!」

「ふぁあ?もう話は終ったのぉ?」

ジャッキー・グーデリアンが眠そうに目をこすりながら目を覚ました

「人が説明している時くらいおとなしく聞いていられんのかお前はっ」

「だってハイネルの話つまらないし長いんだもんネー眠くなっちゃうのもしかたないよ」

「へっ違いねぇ」

加賀も同意見のようでグーデリアンと一緒に笑っている

「クッ貴様ら〜」

「まぁ落ち着きたまえハイネル君、ようは君たちはあの少女、結城レナを救い出してくれれば良いのだ。頼んだぞ諸君、」

サイバーレンジャー出動だっ!!がんばってね〜

「サイバーレンジャー出動だっ!!」

「がんばってね〜」