ナイトセイバー006R
2015年にシューマッハが乗って活躍したナイトセイバー005の進化型。005からの変更点は、巨大なエアインテークがコンパクトなものになっている所。また、ノーズが細く鋭いペンシル状となり、ウィングを1点で支える吊り下げ式としている。ユニオンは、ドライバーをランドルに変えてからはマシンもイシュザークに変更していたが、2017年イギリスGPでランドルが風見ハヤトと大クラッシュを起こして負傷。それにより引退したことで、専用機であるイシュザークが使えなくなったために、セイバーRSとして複数のチームに販売していたこのマシンを次のスペインGPから急遽使用することになった。トップチームのマシンと比べると多少劣ってはいたが、代役として起用されたガーネットの堅実なドライビングと合わさって、最高成績こそ5位だったものの、着実に入賞を重ねた。翌年もまずまずの成績を残していたが、最終戦でのランドルの復帰に伴い、ドライバーともどもお役御免に。2019年にF・バンガードに売却されたが、ここで入賞することはなかった。

back