ファイアースペリオンGTO-15B
第11回大会初戦から投入されたGTO-15Bは国内トップメーカであるアオイが「限りなく市販車に近いフォルムをもったサイバーマシン」というコンセプトにこだわって開発したスペリオン系列の最終型ともいえるマシンである。市販車ベースながら高速巡航性の向上を目的に6輪方式の利点を生かし、パワー、スピード、コーナーリングの3拍子そろったバランスのとれたマシンに仕上がっている。前年度型であるGTRで唯一の不安要素とされていたフェニックスウイング使用時の不安定感も新型シャシーの投入のよって解消され、ヴァージョンIVのエンジンはトップスピードにおいても他チームのマシンに引けを取らないポテンシャルをもたらすことになった。
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