ν-アスラーダAKF-0
性能的に限界を迎えたAKF-11に替わって当初は2020年の開幕から投入される予定だったが、開発が遅れたために風見ハヤトはガーランドで出場。しかし、圧倒的なアルザードの強さの前に全く歯が立たなかったため第6戦から満を持して投入された。外観的にはリアタイヤ付近のカウル形状以外はAKF-11と大きな違いは無いが、アルザードに対抗するため、アルザードと同じくレアメタルを使用。これにより、車体の軽量化、スムーズな変形、空力性能の大幅向上を果たした。また、パワー不足を補うためにスパイラルブーストと呼ばれる、ブースト圧を一定時間溜めてフラッシュオーバーさせ最加速するシステムを搭載。さらに風見がエフェクトファンを使用して空中で方向転換してオーバーテイクするリフティングターンを編み出し、逆境を跳ね除けてチャンピオンを獲得。翌年はユニオン勢にエンジン性能で遅れをとり、マシントラブルも続発したが、ドライバーの力量でカバーして2年連続チャンプに輝いた。

back