カウンターアローT.O.S.X-R
デビューイヤーは好成績を残したT.O.S.Rだが、4年目を迎えてはさすがに入賞を狙うには厳しい状況になった。そこで替わって登場したのが、このマシンである。T.O.S.Rからの変更は、フロントタイヤでの空力抵抗を減少させるために、フロントウィングの端を太く突き出しカウルの役割を担わせたこと。それと、リアウィングの翼端版が小型化されたこと。さらに、T.O.S.Rでは短くなっていたリアカウル下端の突き出した部分を再び長くしたことが挙げられる。ドライバーは初代カウンターアローを操っていた日吉明と、ルーキーのフォイテク。2020年はノーポイントに終わったが、翌年は日吉が5位1回、2022年は5位と6位を1回ずつ記録した。
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